6月1日、2日と千葉市の中学校5校とお箸作り体験・焼きペンストラップ作り体験をさせていただきました。ありがとうございました。
木工体験もある程度人数が多くなりますと、準備に数日・後片付けにも半日以上というような時間を要しますのでブログ更新もお休みしてという形になります。
ひのきは削りやすい木ですが、それでもどちらの方向から削っても逆目になる木もあったりして、そういう木が生徒さんたちのところにいかないように全部試し削りをしてから体験を開始するようにしています。少人数の場合はその場で気づいてあげることができるのでそこまではしません。しかし、大人数の体験では目が全部に行き届きませんので事前の準備が非常に大事です。
中学生は大人よりもよほど体力がありますから、中には焼き鳥の櫛のように細く削り過ぎる子が何人かはでてきます。現場で気づいた子にはもういっぺん削り直ししてますが、目が行き届かなかった子たちのぶんも、これから漆を塗るときにどんな感じでできてるか見るのがとても楽しみです。
あまりにも細すぎたり太すぎるお箸は自分が削ったお箸を同梱してあげようかとも思いますが、そんなに心配しなくてもたぶんみんなけっこういいお箸を作っているのだろうと感じています。
芸術品と言ってもいいくらい素晴らしい出来栄えの子がたくさんいましたから。
やっぱり日本人はモノづくりに向いているDNAなんだと思いますので、コストダウンのために海外に工場を作ったりするのは考えた方がいいと思いますよ。と、最後はトランプ大統領のようなことを言っておきます。